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世界初の4Kドルビーオペラ映画『朝焼けは静かなれど…』上映

2019年 3月 20日9:23 提供:東方網 編集者:兪静斐

 先日、国家大劇院と上海テレビが共同制作したオペラ映画『朝焼けは静かなれど…』が初公開された。これは世界初の8K技術で撮影された4Kドルビープロロジックオペラ映画である。

 撮影は2018年4月に始まり、完成には8ヶ月かかった。映画監督を務めた騰俊傑は、「撮影は本当に難しかった。舞台をスクリーンに永遠に留めるためには映画のロジックをどのように用いればいいのか。これが創作における難題であり、また必ず突破しなければならない難関でした」、と振り返った。

 この映画には最先端の4K超高精細、ドルビー技術が使われている。騰監督によると、今回の作品には、世界最高の撮影設備、撮影チーム、そして8K撮影システムが使われている。今のところ世の中には8K映画を上映できる映画館が無いため4Kでの上映になったが、2019年に8Kで上映できる映画館ができたら、その時には現在の高精細である4Kの4倍、つまり一般超高精細の16倍である8Kの解像度でスクリーンに映すことができるようになる。さらに、この映画は最新の音声システムを採用しているので、映画館では無限の動態効果が体験できる、とのことだ。

 この作品は、国家大劇院が「反ファシズム戦争勝利70周年」を記念して作成したものだ。ソ連の著名な作家のボリス·ワシリーエフの短編小説を題材したオリジナルオペラであり、女性兵士が第二次世界大戦でドイツの侵略者と戦う物語である。初演は2015年で、これまで4回上演されている。