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伝統の織物「魯錦」の伝承と革新に取り組む 山東省嘉祥県

2019年 2月 22日14:08 提供:新華網日本語

15日、山東省済寧市嘉祥県の魯錦紡績企業で、綿花を棒の形にする従業員。(済寧=新華社記者/王南)

中国山東省済寧(さいねい)市嘉祥(かしょう)県は長い歴史を持つ魯錦文化を有する。魯錦は山東省西南地域特産の純綿手織りの綾織物。色合いが鮮やかで、錦のように華やかであるため、魯錦と呼ばれている。

魯錦は糸紡ぎから、織り機での布織りまで、綿繰り、糸紡ぎ、糸巻き、布織りなど複雑な72工程を経なければならず、地元には「72工程を経なければ、新しい服は着られない」との言い方もあるほど。2008年、魯錦の製織工芸は国の無形文化遺産リストに登録された。

近年、同県の魯錦紡績企業は伝統の工芸を守りながら紡績技術を改良し、新たなデザインを開発し、伝統文化の活性化を図っている。

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