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留学の主力は依然として修士課程、理工系が商業系上回る傾向 中国留学白書

2021年 10月 18日15:50 提供:人民網日本語版

  

  17日、EIC国際教育展で、留学について相談する学生と保護者(撮影・楊在揚)。

  中国の留学エージェント・啓徳 (EIC) 集団が17日に発表した「2021啓徳中国学生・大学院生留学白書」によると、海外留学を志望する中国大陸部の学生の中では、大学院生が依然として主体となっている。選択する学科を見ると、商業系の修士課程の申請数が最も多い。また、理工系の申請数が占める割合も増加傾向にあり、今年、理工系を志望する学生の割合は36.2%と、商業系の32.4%を上回った。中国新聞網が報じた。

  白書によると、修士課程の段階で留学する中国の学生の割合はここ4年間、増加の一途をたどっており、今年は8割以上が修士課程での留学だった。人気の留学先それぞれの学生の段階別割合を見ると、香港地区(94.85%)、英国(79.39%)、オーストラリア(67.64%)、シンガポール(64.97%)、フランス(61.88%)、ドイツ(61.6%)の大学院の段階の学生が占める割合がいずれも6割を超えた。

  学科の選択の面では、2019年から2021年までのEICの留学クライアントサービスデータを見ると、修士課程の大学院生が選んだ学科トップ15のうち、7学科が商業系だった。留学先が米国、英国、オーストラリア、シンガポールの大学の修士課程に留学する学生を見ると、金融系の学科が最も人気だった。また、香港地区の大学の修士課程を選ぶ中国大陸部の学生のうち4分の1が「金融」系を含む6大商業系学科を選んでいた。

  このように商業系の学科への留学申請が最多となっているものの、理工系の学部も猛追を見せている。白書の統計によると、コンピュータ科学や電子工学などの学部が、修士課程で留学する学生が選ぶ学科のトップ15に入り続けており、ここ数年、申請数が急増している。うち、「電子・コンピューター工学」は、米国や英国、オーストラリア、カナダ、ドイツ、オランダ、日本に留学する学生に最も人気の学科トップ10に入っているほか、「電子電気工学」は、米国、オーストラリア、ドイツ、シンガポールのトップ10に、ドイツでは「材料科学」(3.25%)が8位に入っている。

  白書の博士課程での留学の統計によると、コンピュータ科学(8.58%)、生物学(6.05%)、教育学(5.45%)、物理学・天文学(5.17%)、化学(4.96%)、経済学(3.69%)、機械・エネルギー工学(3.52%)、医学(3.48%)、通信科学・メディア研究(3.06%)、哲学(3.06%)が、中国の学生に人気の学科となっている。

  中国教育部(省)が2020年12月に発表した統計によると、1978年の改革開放から2019年までの間に、海外に留学した中国人の数は累計で656万600人。うち、165万6200人が現時点で、海外で学習、研究を行っている。学業を修了した490万4400人のうち、86.28%を占める423万1700人が帰国している。

  関連する報道の統計によると、2020年、中国人留学生が多い国トップ10は、米国(37万2532人)、オーストラリア(16万5809人)、英国(12万9045人)、カナダ(9万8565人)、日本(9万4047人)、ドイツ(3万9871人)、ロシア(3万7515人)、フランス(2万8436人)、シンガポール(1万9950人)、オランダ(4697人)となっている。(編集KN)

  「人民網日本語版」2021年10月18日