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農村を訪ねて「小康」を感じよう(16)農村振興でジャスミンの花香る横州

2021年 9月 3日15:50 提供:人民網日本語版

  中国共産党創立100周年祝賀大会で、習近平総書記は、党と人民を代表して、「全党、全国の各民族の人民の持続的な奮闘を経て、中華の大地で小康社会(ややゆとりのある社会)を全面的に完成させるという1つ目の100年の目標を達成し、絶対的貧困の問題は歴史的な解決をみた。今は、社会主義現代化強国を全面的に完成させるという2つ目の100年の奮闘目標達成に向けて、意気揚々と邁進している」と厳かに宣言した。

  小康社会の完成度は、農村を見れば分かるものだ。農業が発展しているか、農村が美しいか、農民が豊かな生活を送っているかなどは、小康社会の全面的な完成の質と社会主義現代化の質を左右する要素となる。

  人民網日本語版では、「農村を訪ねて『小康』を感じよう」をテーマにしたシリーズ記事を掲載し、中国の広大な農村で生じている生産や生活における大きな変化、そして人々がしっかりと実感している獲得感と幸福感、安心感を紹介していく。また新時代における美しい農村ののどかな風景や小康社会を全面的に完成させた農村の物語を描き出していく。

  

  「世界に咲くジャスミン10つのうち、6つは横州のジャスミン」と言われているように、ジャスミンは広西壮(チワン)族自治区横州市というこの中国南方エリアの小都市に、「中国ジャスミンの里」や「世界におけるジャスミンの都」といった輝かしい「代名詞」を与えている。同市におけるジャスミンの栽培面積は約8000ヘクタール以上となっており、約33万人の農民がジャスミン栽培に従事している。ジャスミンの生花の生産量は年間約9万5000トン、ジャスミン茶の生産量は8万トンと、いずれも全国で8割以上、世界で6割以上のシェアを誇る。ブランド価値総額は215億3千万元(約3665億円)に達し、同自治区内で最も優れた価値を備えた農産品ブランドとして君臨している。

  

  

  横州ジャスミン栽培産業核心区に位置する石井村にある中華ジャスミン園区では、面積約333ヘクタールでジャスミンが栽培されている。石井村は、中華ジャスミン園を中心として、生産・加工・科学研究・文化・観光・旅行を一体化させたジャスミン産業基地を構築し、特色ある農業発展の道を歩んでいる。さらに、全国各地の有名な花茶老舗メーカーを同村に誘致し、地元住民の1人あたり平均所得は2万元(約34万円)に達し、所得の増加とともに人々の暮らしもいっそう改善された。

  

  石井村だけでなく、榃汶村もジャスミンによって変化がもたらされた。第13次五カ年計画(2016-2020年)期間中、貧困村だった同村は、長年にわたり、伝統的な栽培業を主に営んできたため、その農作物の品種も少なく、販売するための市場にも恵まれていなかった。2019年、榃汶村は補助金を活用し、「企業+村民合作社(協同組合)+貧困家庭」というスタイルを打ちたて、ジャスミン盆栽と野菜の育苗による貧困者支援モデル園を共同で建設した。モデル園の担当者は、「モデル園はこれまでにジャスミン盆栽30万鉢を栽培した。また昨年12月には、電子商取引プラットフォームを導入し、Eコマースによってさらに販路を拡大した。今年7月1日の時点で、モデル園はすでに約15万鉢のジャスミン盆栽を販売し、75万元(約1300万円)の売上を達成した」と紹介した。(編集KM)

  

  

  「人民網日本語版」2021年9月3日