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「高原の精霊」チルーの繫殖に伴う大移動が終了 6185頭が生息地に戻る

2021年 8月 30日16:50 提供:人民網日本語版

  

  今年4月下旬から、フフシルの卓乃湖に向かって移動を始めたチルー(撮影・呉剛)。

  青海省三江源国家公園長江源園区可可西里(フフシル)管理処がこのほど公開した統計によると、「高原の精霊」と呼ばれるチルーの今年の大規模な繁殖活動とそれに伴う大移動が終わった。職員らの記録によるとチルー3874頭がフフシルに移動して出産。生息地に戻ったチルーは6185頭に増えた。人民日報海外版が報じた。

  フフシル管理処五道梁保護ステーションのモニタリングによると、5月2日午後1時、今年第一陣となるチルー235頭が青蔵鉄道や青蔵公路を越えて、標高4800メートルのフフシルの奥地にある繁殖地・卓乃(チョナイ)湖に向かった。それにより、今年のチルーの大移動が本格的に始まった。チルーの大移動は、世界で最も圧巻の有蹄類動物の大移動と称されている。

  出産を終えたチルーは7月16日から生息地に戻り始め、8月16日に移動を全て完了させた。

  現在、中国の野生のチルーの個体数は30万頭以上にまで回復している。中国科学院西北高原生物研究所の専門家・連新明氏は、「チルーは、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストのカテゴリーにおいて、絶滅危惧種(EN)から近危急種(NT)へ引き下げられたということは、個体数が増加しており、今後も増加の一途をたどると予想されていることを示している。これは、最も成功した野生動物保護のケースだ」と強調する。(編集KN)

  「人民網日本語版」2021年8月30日