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2021年 8月 8日11:04 提供:新華網日本語
中国北京市は6日、新型コロナウイルス対策に関する記者会見を開き、北京首都国際空港の旅客・貨物輸送の各段階で感染予防・抑制のための厳しい措置を講じていると説明した。江蘇省南京市など14地域から到着する国内線の運航も停止した。
同空港を運営する北京首都国際機場(BCIA)の趙瑩(ちょう・えい)副総経理によると、同空港では北京市と中国民用航空局の感染予防・抑制に関する各要請事項を厳格に実施するとともに、国際線と国内線のスタッフの分離を徹底している。予防・抑制活動の各過程で出た廃棄物は、専門のスタッフと車両が専用ルートで指定の収集地点まで運び、資格のある専門の処理業者に処理を任せているという。
趙氏によると、各航空会社は6日までに、南京や揚州(江蘇省)、張家界(湖南省)、鄭州(河南省)、瀋陽(遼寧省)、蕪湖(安徽省)、成都天府国際空港(四川省)、海口(海南省)などからの北京到着便の運航を停止した。今後も各地域の感染状況などに応じて、北京到着便に対する措置を厳格化するとしている。
北京市ではこのほか、東京五輪からの帰国者を隔離するための準備作業も始めている。同市順義区に隔離用ホテル22カ所、5071室を用意。濃厚接触者、準濃厚接触者、入国者、国際線乗務員、外国航空会社乗務員の集中隔離施設に対する管理計画も策定した。
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