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2021年 7月 7日13:26 提供:東方網 編集者:範易成
6日午後3時ごろ、雲南の象14頭が新平県桂山街道のあたりで休憩していたところ、突然、群れの中の雌象2頭がけんかを始めた。追いかけて互いにかみつくなどしていたが、1頭の雄の象がけんかを「仲裁」した。
専門家の一人である雲南大学の陳明勇教授は、雌の象がこのようにけんかするのを初めて見たという。これは等級闘争とみられ、闘争を通じて群れの中の地位を確定するそうだ。
雲南省森林消防総隊野生アジア象観測隊員は、最初のうち2頭が遊んでいると思った。しかし後で2頭の雌の象による闘争だと気づき、追いかけられて倒れるのを見て非常に緊張したと述べた。
観測隊員の段現能は、「怪我をしないように祈るような気持ちで見ていた。雄の象の仲裁で3頭の象は頭をすり寄せ合って和解するのをみて、心からほっとした」と語った。
(編集:曹 俊)