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杭州の小中学校で「昼寝」の時間導入へ 児童の間で好評

2021年 4月 30日10:00 提供:人民網日本語版

 午後1時、浙江省杭州市拱墅区の徳勝小学校の校内には静けさが漂っていた。1年5組の語文(国語)を担当する陳潔先生は、「子供たちはぐっすり眠っているでしょ。中にはいびきをかいている子供も何人かいるんですよ」と話す。人民網が報じた。

 2週間前、同小学校では1年生の児童を対象に、4つの専用教室を用意して「昼寝」の時間を試験的に設けた。毎日、昼食が終わると、児童たちは列を作って、教師の指示に従い、順番に専用教室に入り、布団をひいて、毛布をかけて、アイマスクを付けて、昼寝をする。

昼寝ルームでぐっすり眠る徳勝小学校の1年生の児童たち(撮影·王蕭蕭)。

 「初めは、興奮して寝付けない児童もいた」というものの、2週間後には、ほとんどの児童に昼寝の習慣がついたという。

 同校の銭娟萍校長は、「リラックスするために、全ての児童が昼寝を必要としているわけではない。昼寝の本当の意義は、自分が好きなことをする時間を、児童に与えることだ」と説明し、「なかなか寝付けない児童や、昼寝をしたくない児童に対しては、教師がマンツーマンで話を聞き、その原因を突き止めている。もし、本当に昼寝したくないのなら、強制はせず、別の部屋で本を読んだり、絵を描いたりしてもらっている」と話す。

 育才京杭小学校も取材して見ると、午後1時20分になると、「3、2、1、終了」という声と共に、チャイムが鳴り、5年3組の担任教師が「みんな起きて!」と児童を起こし、教室の電気を付けていた。児童たちはわずか5分で、布団やマットを畳んで整え、教室の四隅に移動させていた机を元に戻して並べていた。

机を十字型に並べてスペースを4ヶ所作り、昼寝する育才京杭小学校5年生の児童(撮影·王蕭蕭)。

 徳勝小学校は低学年を対象にしているのに対して、育才京杭小学校は、5年生と6年生を対象に、昼寝の時間を設けている。同校の教師は、「5、6年生の児童は、中学進学に向けて授業も多く、プレッシャーを感じている。以前、昼休みは宿題をしたり、個別指導を受けたりする時間になっていた」と話す。

 同校は先週、全校児童と保護者を対象に、昼寝に関するアンケートを実施したところ、児童の94%が「賛成」、92%が「うれしい」、87%が「昼寝をすると疲れが取れる」と答えた。

 5月以降、拱墅区は区内の全ての小中学校で「昼寝」の時間を導入する計画だ。(編集KN)

 「人民網日本語版」2021年4月29日