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敦煌壁画の楽器を復元した人々

2021年 3月 7日9:04 提供:新華網日本語

職員と共に敦煌要素を取り入れた文化クリエイティブ製品のデザインに取り組む馬成虎さん(左)。(1月14日撮影、蘭州=新華社記者/陳斌)

中国甘粛省敦煌市にある仏教石窟遺跡、莫高窟(ばっこうくつ)の開削が始まったのは366年。「古代社会の百科事典」とも呼ばれ、専門家の統計によると、壁画には6千点余りの楽器が描かれている。敦煌と言えば、琵琶を背中に回して弾く飛天(天人・天女)を描いた「反弾琵琶伎楽天」を思い浮かべる人も多い。

甘粛シルクロード文化クリエイティブ工場の総経理を務める馬成虎(ば・せいこ)さん(35)と工場の職員らは2018年、敦煌研究院で敦煌音楽・舞踊の研究に取り組む鄭汝中(てい・じょちゅう)研究員、江蘇省揚州市で琴と箏(そう)の研究・制作を手掛ける田歩高(でん・ほこう)氏の協力の下、琴や箏、瑟(しつ)、琵琶、箜篌(くご)、篳篥(ひちりき)など敦煌壁画に描かた楽器の復元に成功した。