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中国・EU地理的表示協定が発効

2021年 3月 2日11:34 提供:新華網日本語

中国・欧州連合(EU)地理的表示(GI)協定が1日、発効した。第一陣として指定された双方各100件の地理的表示が保護を受ける。中国とEUのより多くの特色ある優良・有名商品が相手市場に進出することを意味しており、双方の企業の権利・利益保護と消費者の安心感醸成につながる。

地理的表示は商品の産地が特定の地域であることを示すもので、知的財産権の一つとされる。2011年に開始された協定交渉は、8年間に22回の正式交渉と100回余りの非正式協議を経て、20年9月14日に締結された。中国が対外的に締結した初の全面的かつ高水準な地理的表示協定であり、中国とEUの経済・貿易協力を深化させる一里塚的な意義がある。

保護は2回に分けて実施される。1回目は双方が相互に承認する地理的表示各約100件が協定発効日から保護対象となり、2回目は各175件が4年以内に保護手続きを終える。保護を受ける地理的表示が侵害などを受けた場合は、協定で定めた二国・地域間メカニズムを通じて解決する。双方は今後、共同委員会を組織し、協定のよりよい履行を目指す。

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