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探査機「天問1号」、深宇宙マヌーバを順調に完了

2020年 10月 11日10:34 提供:新華網日本語

9日、北京航天飛行制御センターで業務に当たる職員。(北京=新華社記者/才揚)

中国国家航天局によると、9日午後11時、火星探査任務飛行制御チームの指令の下、中国初の火星探査機「天問1号」のエンジンが480秒余り稼働し、深宇宙マヌーバを順調に完了した。

専門家によると、飛行のずれを修正し、探査機をあらかじめ設定した軌道に沿って飛行させるために実施する制御を軌道修正と呼び、従来の軌道から新たな軌道に乗せるための制御をマヌーバと呼ぶ。今回の軌道マヌーバは地球から約2940万キロ離れた深宇宙で行われた。

「天問1号」の軌道設計は、打ち上げから火星到着までのさまざまな制約条件や、推進剤の消耗をできる限り抑えることを考慮し、軌道を変える過程で深宇宙マヌーバを実施する方法を採用した。

探査機は今後、現在の軌道を約4カ月飛行して火星周回軌道に入る。この間に2回から3回の軌道修正を行うことになる。