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県内全郷に幹線道路開通、貧困脱却を実現 四川省雷波県

2020年 8月 11日18:34 提供:新華網日本語

7日、雷波県大坪子郷大坪子村へ通じる道路。(小型無人機から、雷波=新華社記者/胥氷潔)

中国四川省涼山イ族自治州雷波県大坪子郷は金沙江沿いに位置し、幹線道路が通じていない県内最後の郷だった。地元政府は2012年9月に郷の道路工事を始めたが、山が険しく、取水が難しく、岩石が大きく硬いなど多くの困難を伴い、40・73キロの道路を建設するのに7年を要し、2019年8月にようやく全郷の道路の建設・補修工事が完了した。道路が良くなると村民の生活も便利になり、かつては川のほとりから家に帰るには5時間近く山道を歩かなければならなかったが、今では車でわずか40分に短縮された。

同県は2019年12月末までに、郷を結ぶ270・7キロの道路、村を結ぶ1376・6キロのコンクリート舗装道路を整備し、貧困脱却を実現している。