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定年後、得意の絵を生かし街の美化に一役 吉林省吉林市

2020年 7月 23日13:04 提供:新華網日本語

18日、自身が絵を描いた壁の前を通り過ぎる呉吉人さん。(吉林=新華社配信/顔麟蘊)

中国吉林省吉林市船営区北極街道の致和南社区(コミュニティー)に住む72歳の呉吉人(ご・きつじん)さんは、かつて美術の仕事に従事し、退職後も毎日自宅で絵の練習を欠かさなかった。2015年末、コミュニティーが野放し状態のチラシやビラの取り締まりを始めると、呉さんは率先してボランティアを引き受けた。美観を損ねていた壁のビラを剥がし、その上に壁画を描いた。これまでに呉さんが描いた壁画作品は10作余り、合計100平方メートル以上に上った。呉さんは「私の絵で街をもっと美しくしたい」と語った。