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中日の企業家が大虹橋ビジネスサービスセンターに集う

2023年 2月 28日17:20 提供:東方網

 上海長寧区の中日レセプションホールである上海の大虹橋ビジネスサービスセンターは、ハードとソフト面でVer.3.0にグレードアップした。そこで大虹橋中日企業交流発展連盟の新年の第1回活動として、先日アジア経済貿易専門家共有会が開かれ、長寧区北新泾街道弁事処の劉麗萍主任、日清オイリオ(中国)投資有限公司の呉堅総経理、中国LAOXの傅禄永総裁など50人余りが出席した。

挨拶する長寧区北新泾街道弁事処の劉麗萍主任

 挨拶に立った劉麗萍主任は、「長寧区は上海市で日系企業が最も集中して、生活する日本人が最も多い区の一つだ。日系企業の数は長寧区外資系企業の4分の1を占め、日系企業本部数も外資本部数のうち半分に近い。このため長寧区は大虹橋中日企業交流連盟を設立し、中日企業にプラットホームとチャンスを提供している。連盟は設立以来、オンラインとオフラインを通じてテーマスピーチ、展示プロモーション、対話交流、テーブルフォーラムなどを開催し、政府と企業間のドッキング、企業と企業間の交流を強化してきた。これらによって連盟のブランド効果が形成されたことで中日友好発展が進み、双方の協力交流を深める重要な力にもなっている。将来、連盟は双方のニーズを受けて、引き続き中日起業交流のプラットホームとしての機能を整備して国内外の資源を持続的に集め、中日産業の投資協力によりよいサービスを提供するつもりだ」と述べた。

基調講演をする上海華鐘投資諮問有限公司董事長で上海市白玉蘭記念賞、栄誉賞受賞者の古林恒雄氏

 共有会では、上海華鐘投資諮詢有限公司董事長で上海市白玉蘭記念賞、栄誉賞を受賞した古林恒雄氏が、「貿易構造の視点から日韓経済の中国経済への依存と国際関係正常化の展望を読み解く」と題して、基調講演を行った。古林氏は詳しいデータを紹介しながら、中日韓の世界経済地位、貿易額のシェア、新型コロナ後の中国経済の展望及び中日韓関係を改善する重要性など多方面からの見解を述べた。

 出席者の一人の陳東氏は、今回のイベントではこのプラットホームへの理解とともに、参加者同士の友好を深めることができる。連盟が我々のために交流の橋を設けてくれたので、もっと多くの活動に参加したいと述べた。

 大虹橋中日企業交流発展連盟は、長寧区発展改革委員会、長寧区商務委員会、長寧区投資促進弁公室、長寧区北新涇街道弁事処によって2021年7月に設立され、北新涇街道弁事処が実務を担っている。「一帯一路」とRCEPに積極的に関与して、協力発展しながら中日企業の友好交流を推進し、長寧区の高度国際化と日系企業集中の特徴を発揮することを目指している。窓口は婁山関路35号上海大虹橋ビジネスサービスセンター1階にあり、在中国企業に外商投資ガイド、就職、査証と招聘、医療、子供の就学、住宅の貸し出し、政府と企業の協力交流、不動産購入などのサービスを提供している。

(曹 俊)