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2022年 3月 4日17:59
4日開催された第13期全国人民代表大会第5次会議記者会見において、スポークスマンの張業遂氏は中国のワクチン提供について紹介した。張氏は、中国はこれまで120数カ国と国際機構に対して21億回分のワクチンを提供しており、これは中国以外の世界のワクチン使用量の3分の1を占め、ワクチンを最も多く提供している国だと紹介した。
さらに張氏は、アフリカの国に10億回分のワクチンを提供するという先ごろの習近平主席の発言を紹介して、以下のように述べた。このうちの6億回分は無償援助で、4億回分は中国企業が関係するアフリカの国と共同で生産する形で提供する。これによって今年中にアフリカの人の60%がワクチン接種を完了するという目標を実現させる。さらにアセアンの国にも1.5億回分のワクチンを無償で提供する。
張氏によると、国内の一部の企業ではmRNAワクチンの研究開発を行っており、順調に成果を上げているという。
(編集:曹俊)