東方網４日付：中国で２０１９年に放送された「忘れられないレストラン」は、アルツハイマー型認知症への理解と患者·家族への支援をテーマにした番組で、当時高い評価を得た。そして今年１月、同じ名前のレストランが上海市の永嘉路にオープンした。多くの認知症高齢者が訪れて楽しい時間を過ごしている。

  アルツハイマー型認知症は、脳が少しずつ萎縮していき認知機能が低下していく病気だが、このレストランの目的は、この病気に対する社会全体の注目を集めることにある。

  公益プロジェクトの責任者によると、認知症を患う高齢者は時々このレストランに来て、ボランティアの助けを借りながら少し接客の「仕事」をする。これは認知症症状の改善に役に立つという。

  また、レストランでは営業時間外に、認知症に関するさまざまな知識を広める講座や、公益サロンの開催なども予定している。

  （範易成、写真も）