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上海コミュニティデザイナー何嘉:団地生活には住民一人一人の力が必要

2021年 12月 30日17:22 提供:東方網

  東方網30日付:週末に上海市長寧区の新華路を歩くと、路上ではコミュニティの住民がブースを出してクリエイティブグッズなどを売ったり、演奏を披露したり、大勢の人々と交流をする姿が見られる。このようなユニークなコミュニティデイベントを企画しているのが、何嘉と彼の同僚である。

  「上海都市2035年全体計画」は、全市で15分間コミュニティ生活圏を築くことを提出した。ここ新華路コミュニティは全市初の試験区域として注目を浴び、何嘉の会社「大魚営造」は、コミュニティのイベントを企画·立案·実行し、より快適な生活環境を作る会社である。

  何嘉は、美しい街はデザイナーが描く図面の中だけのものではなく、住民一人一人が実感して一緒に作るものだと信じている。

  「私とパートナーが現在模索しているのは、コミュニティデザインという事業です。つまり、住民と一緒にコミュニティの発展を促進することです」。何嘉は「大魚営造」の創業者で、前の職業は建築家だ。彼自身も新華路に住んでいて自分のコミュニティの改善に取り込んできた。

  「大魚営造」が行うコミュニティ祭に向けては、18年間地域の人に無料でタイヤに空気を入れるサービスを提供してきた自転車店のオーナーAlanさんや、いつも無料で髪を刈ってくれる公益理髪師の叔父さん、自分のカフェのエリアを人々にシェアする台湾人の江さんなどの住民が集まり、どのようにコミュニティに貢献するかついて検討した。

  知名度が上がるにつれて、「大魚営造」はしだいに新華路を出て、より多くのコミュニティデザインに参入するようになった。例えば、新村里コミュニティ博物館や黄金城道のコミュニティ公共エリアなどだ。

  それぞれのプロジェクトは各コミュニティのモデルになる。何嘉は、より多くの住民が集まって一人一人の力を発揮することが必要であり、皆が力を合わせてこそ、自分のコミュニティをより美しくすることができると確信している。

  「大魚営造」の知名度が高くなったことで、政府から支援も受けられるようになった。これに対して何嘉は感謝を述べ、「来年、我々は政府と社会と協力して新華路に新しいコミュニティセンターを作り、持続可能な公益運営を実現することを目指します」と期待を述べた。

  (編集:f)