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2021年に公開された上海制作のアニメーション

2021年 12月 29日17:10 提供:東方網

  東方網28日付:中国では今年も多くのアニメーションが作られた。その中でも特に優秀なアニメーションは上海で制作されたものが多い。

  『中国氷雪の友達』

  『中国氷雪の友達』は、国家体育総局冬季スポーツ管理センターと上海美術映画製作所が共同で制作した冬季スポーツをテーマにしたアニメーション映画。冬季オリンピックを応援し、より多くの人々に冬季スポーツへの関心と理解を深めてもらうことを目的としたものだ。

  


  映画の中では、孫悟空、雪男、哪吒(ナタ)などの中国人にとってお馴染みのアニメキャラクターが、スキーやスケート、アイスホッケーといった冬季スポーツの選手に変身している。動画を見たネットユーザーは、「子供の時の記憶がよみがえった!」、「これはマーベル·ユニバースと似ている。『上海美術映画製作所のアニメユニバース』だ!」などと絶賛した。

  『天書奇譚4K記念版』

  アニメーション『天書奇譚』は、上海美術映画製作所が1983年に制作した中国アニメの名作だ。人々の心に残るキャラクターイメージは今もなお色褪せることはなく、ある世代の人々にとって最も優れたアニメーションの一つとなっている。

  


  


  今年この『天書奇譚』が、現代の4K修復技術のおかげで中国全土の映画館で上映され、再び多くの人の目に触れることとなった。『天書奇譚4K記念版』は上海美術映画製作所が制作し、11月に中国全土で公開された。

  『天書奇譚』は、「天宮にいる袁公が天の方術が記された『天書」』盗み出して洞窟に刻んだところ、思いがけないことに3匹のキツネがこれを読み、方術を学んでしまう。天書の方術を身につけたキツネたちは人間に危害を加えるようになるが、ハクチョウの卵から人の形になった蛋生とその師である袁公によって最終的に退治される。しかし、袁公は天宮の重大な秘密をもらしたとして捕らえられ、天宮へと連れ戻される」というストーリーになっている。

  『白蛇2:青蛇劫起』

  中国のアニメーション映画『白蛇2:青蛇劫起』は、夏休みに合わせて公開された。上海追光影業とアリババ影業などが提携して出品したこの作品は『白蛇:縁起』の続編で、中国の伝統的な神話「白蛇伝」を題材にしている。

  


  


  2019年に公開の『白蛇:縁起』は大ヒットして、「中国アニメの光」と呼ばれた。この続編である『白蛇2:青蛇劫起』の修羅城は、ファンタスティックでしかもミステリアス。各時代のキャラクターや古代から現代までのデザインを融合させた建築物も目玉となっている。斬新な設定や最先端技術を駆使した視覚効果、妹の青と姉の白の感情に心を揺さぶられた人は、「中国アニメの新たな高み」、「素晴らしい、泣けるシーンがいっぱい」などと絶賛の声を上げている。

  『伍六七(シザー·セブン)』

  上海で誕生したオリジナルアニメーション『伍六七(シザー·セブン)』のシーズン1は、2018年に配信された作品だが、その後、米大手動画配信サービス「Netflix」でも配信され、高い人気を得た。さらに、『伍六七(シザー·セブン)』は、アニメ界のアカデミー賞と呼ばれるフランス·アヌシー国際アニメーション映画祭のコンペティション部門で、中国から唯一、ノミネートされた。

  


  


  シーズン2の配信に当たってNetflixは豪華な声優メンバーを揃え、英語、日本語、フランス語、スペイン語の吹き替え版を制作。さらに、29ヶ国の字幕版も準備して、190ヶ国·地域に向けて同時配信している。

  そして今年、『伍六七(シザー·セブン)』シーズン3の配信が始まった。高いクオリティで、その人気は依然として衰えることがないようだ。