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2021年 11月 9日16:30 提供:東方網
東方網9日付:キヤノンは今回の第4回輸入博覧会において、初めて医療展示エリアに進出。自社のもつ高い光学技術を活用した医療機器や歯科設備などを展示して、中国の「大健康」事業にフォーカスする意思を表した。
コロナウイルスの影響で、去年から「大健康」産業の発展が加速し、キヤノンの医療事業も急速に成長している。キヤノンの医療事業は、2020年に事業全体の13.8%を占めた。
紹介によると、キヤノンは新しいAI人工知能を搭載した医科用CT「AquilionPrecision」、光干渉断層計「OCT-S1」を、今回中国で初めて展示した。
キヤノンはこれまでのカメラ開発で培われた独自の光学技術や画像処理技術を活用し、高精細CTを研究·開発した。「AquilionPrecision」は、高性能化と同時にアクセサリーまで見直すことで、検査時の使いやすさ、安全性のさらなる向上も図っている。
光干渉断層計「OCT-S1」は、眼の奥にある網膜の構造を画像化する眼科機器で、レーザー光源に波長掃引式光源を採用し、これまでは捉えることが困難だった広範囲かつ深部に至るまでの眼底三次元画像を一度の撮影で取得することが可能となる。
また、歯科用ミリングマシンMD-500も初めて展示。歯科にとって歯の撮影と加工関節は重要だが、MD-500は工業製品で培ったテクノロジーを応用した5軸制御ミリングマシンで、高い技術力に裏打ちされた高速·高精度な加工を実現できる。
(作者:範易成)