小中大
2021年 10月 12日16:45 提供:東方網
「重陽節」を間近に控えて、上海では車椅子に座ったお年寄りが音楽に合わせて楽しそうにダンスを踊っている。
白いテントが張られたキャンプのような戸外で、陽光をいっぱいに浴びて踊る「車椅子ダンサーズ」は大盛り上がりだ。
お年寄りの平均年齢は91歳。移動には車椅子が必要というものの、みな楽しげに夢中でダンスをしている。
楊福院の黄蓉燕副院長は、「車椅子になると活力を失い、生活を失うと思われている。そのイメージを打破したい」と語った。副院長は介護をする中で音楽が心を治す力に注目した。認知障害や自分のことができないお年寄りでも、音楽は美への記憶を呼び起こすことができると述べた。
(編集:曹 俊)