中秋節にどの月餅を食べる? 中国「月餅地図」で地域ごとの人気が判明
2021年9月21日 16:05
提供:東方網 編集者:範易成
月餅は中国の伝統的なお菓子で、毎年中秋節に食べたり贈り合ったりする。月餅には甘いのからしょっぱいのまで多くの種類がある。中国の「月餅地図」で地域の一番人気を見てみよう。
中国華北地区と東北地方では、京式月餅(北京風月餅)が消費者に最も好まれている。華南地区では広式月餅(広東風月餅)が人気。西南地区では雲南式月餅に人気がある。
全国で見れば、一番人気が高いのは広式月餅だ!
上海とその周辺の地域では、蘇式月餅(蘇州風月餅)が好まれている。ECコマース会社の統計によると、上海で今年蘇式月餅を買った人は52.1%、広式月餅は34.3%だ。
この蘇式月餅の中でも最も人気が高いのが鮮肉月餅だ。蘇式月餅のうち、鮮肉月餅の販売額は37%を占めている。
艾媒データセンターの調査によると、中国の月餅販売額はここ数年間ますます増えている。2020年の販売額は205.2億元に達し、2015年の1.5倍以上に増加した。
さらに、国民の月餅にかける予算も高くなっている。今年、月餅に100~300元の予算を当てている人は、全体の6割いる。
(編集:f)