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上海

「上海はわれわれの家」外国籍の友人50人に上海市が「白玉蘭記念賞」を授与

2021年9月16日 16:22
 提供:東方網 編集者:曹俊

 15日、2021年上海市「白玉蘭記念賞」の授賞式が上海で開催され、16カ国の優秀な外国籍人50人に賞が授与された。

上海市人民政府外事弁公室の張小松主任などが、受賞者にメダルと証明書を授与した。

受賞者記念写真(撮影:潘建東)

 今年の受賞者は経済貿易、金融、港運、教育、科学技術、衛生、スポーツ、文化などの数分野に跨っている。上海を愛して仕事に励み、上海の都市建設と発展にすばらしい貢献した人々で、彼らによって上海には活力と新たな風が吹き込まれた。

挨拶する上海市人民政府外事弁公室の張小松主任

 受賞者を代表して、ミシュラングループグローバル副総裁で中国区総裁兼最高管理者のカムラン·ヴォスコウギ(Kamran Vossoughi)氏がスピーチした。2019年4月に上海に来た彼は、出入国管理局のスタッフから、「上海によくいらっしゃいました。これから上海があなたの家です」と言われたことを、今でも覚えていると言った。そして、「時間の推移によって、この『家』への気持ちは深まっている。この『家』には包容力と温かさがあり、サポートと関心があり、活力と自信もある。特に新型コロナが発生してからは、上海がわれわれの『家』であることに、ますます自信を深めている」と語った。

スピーチするミシュラングループグローバル副総裁で中国区総裁兼最高管理者のカムラン·ヴォスコウギ氏

 「上海、愛している!」と言ったのは、上海で12年間生活しているオーストラリア人のヌスラット·マラト(Nusrat Marat)氏だ。彼は長寧区江蘇路街道の外国籍ボランティアで、「普通のことをやっただけだ。すべての栄誉は上海から始まる。上海には忘れがたい感情がある」と述べ、自分を支えてくれる中国人の妻にも感謝を述べた。

 INVISTAナイロン化学工業(中国)有限公司のゲイリー·ランドルフ·ナイト(Gary Randolph Knight)会長は、「白玉蘭賞」を受賞するのは上海という都市の善意の表れだと述べた。「この栄誉に浴する人は多くない。非常に光栄に思う。パートナーの上海化学工業区にも感謝したいし、今後も長きに渡ってパートナー関係を築きたい。上海は私の家である。永久居留証明書をもらって、上海でずっと生活していくのが私の希望だ」と述べた。

 アメリカから来ているマーシャル·ストラバラ(Marshall Strabala)氏も、今年の受賞者の一人だ。中国で一番背が高い「上海タワー」の首席デザイナーとして、上海では有名な人物だ。彼いつも近くにいる上海の友人に、「上海は私の友達だ。なにかヘルプが必要であれば、いつでも相談してくれ」と語っているそうだ。

授賞式会場

 「白玉蘭記念賞」は上海市対外表彰シリーズの賞の一つである。上海市政府が1989年に設立したもので、上海の経済建設、社会発展、そして対外交流において顕著な貢献をした外国籍人士を表彰·激励することを目的としている。これまで、1316人の外国籍人がこの栄誉を獲得した。

(編集:曹 俊)

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