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「虹橋国際開放中枢の中心商業区に関する『第14次5ヵ年計画』」が発表

2021年 9月 8日16:27 提供:東方網 編集者:範易成

 9月7日午前、上海市政府は記者会見を行い、「虹橋国際開放中枢の中心商業区に関する『第14次5ヵ年計画』」を紹介した。

 計画は、長江デルタの一体化と輸入博という2つの国家戦略に貢献し、「1区5新」の総合的発展の躯体を形成することを基本構想としている。そして、2025年までに虹橋国際開放中枢の核心エリアを完成させることを明確にした。

 第14次5ヵ年計画の期間中、虹橋国際中心商業区の建設においては、6つの面から22の主要課題に焦点を当てる。その中には、一流の国際中心商業区の建設、国際貿易センターの新プラットフォームの構築、新しい国際都市の創造などが含まれる。

 今年の2月に、「虹橋国際開放中枢建設の全体計画」が発表されたが、 現在、計画で言及した29項目の高付加価値政策のうち23件が実施され、実施率は80%近くに達している。具体的には、国際的なインターネット専用チャンネルの開設、国際的な人材管理の改革の試行、海外人材の子供向けの学校の設立、外国人人材育成企業への支持などだ。

 また、虹橋国際中心商業区における「長江デルタ特別サービス」リストも提示された。この中では、長江デルタ都市群の企業や市場関係者がグローバル化を目指す際において、知的財産権保護、国際貿易の法律支援、国際商業仲裁などの関連分野で便利で信頼性の高いサービスが受けられるような支持を提案している。

 また、閔行区は今年6月に「虹橋国際中心商業区第14次5ヵ年計画(閔行部分)」を発表し、長江デルタの質の高い発展を牽引して、国際競争力のある虹橋国際開放中枢の中核機能を担うことを明確に打ち出した。

 青浦区には中国国際輸入博覧会の常設会場があり、虹橋国際開放中枢の重要な一部である。輸入博などの「展示会」は青浦の代表的な産業の一つであり、「第14次5ヵ年計画」では、青浦区は虹橋国際開放中枢の建設に積極的に参加し、輸入博の開催に責任を持つとともに、博覧会の波及効果を増幅させるよう努力する。

 長寧区は、国際化、開放性に焦点を当て、デジタル経済を中心に人工知能、デジタルトレード、健康産業の発展を目指す。

 計画の全文は「中国上海」公式ページに掲載されているので、詳細についてはそちらをご参照願います。

(編集:k)