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「一江一河」都市イノベーションフォーラム——中日大健康産業討論会が上海で開催

2021年 9月 2日15:19 提供:東方網 編集者:曹俊

 上海は水に依存して生まれ、水に依存して住み、水に依存して興る都市である。

 そして上海は人民に依って生まれ、人民のために栄える都市である。

 9月1日、静安蘇河百年の歴史を持つ上海総商会旧跡で、「一江一河都市イノベーションフォーラム——中日大健康産業討論会」が順調に開催された。この討論会は上海市人民対外友好協会の主催で、上海対外経済貿易大学、上海市外商投資協会が協力し、蘇河湾建設管理委員会弁公室、三井住友海上火災保険(中国)株式会社とMSIG管理(上海)株式会社が運営するもので、中日双方から政府代表、大学代表、機関代表、企業代表などが出席した。


 開幕式では上海市人民代表大会常務委員会副主任で上海市人民対外友好協会の陳靖会長があいさつに立ち、「上海は黄浦江に依って生まれ、蘇州河は上海歴史の具現である。この『一江一河』は上海の発展を見守り続け、上海の開放、革新、包容力という品格を育てた」と述べた。

 陳靖会長は出席者に対し、去年新型コロナウイルスが発生した時に、上海が武漢の支援において、「随申码」(上海の健康QRコード)を制作したことを紹介するとともに、コロナとの戦いにおいては、党委政府の指導を受けた各界が責任感を持って全力を尽くしているのはもちろん、ビッグデータの革新的な活用も、人民の健康と幸せを守る決心と能力を示していると紹介した。

 医療ヘルスケアは中日両国の重点協力分野であり、2020年に次回の協力事項として中日両外務大臣が合意している。在上海日本国総領事館の福田高幹領事は、「より多くの機会を創造し、企業間の突っ込んだ会話を促進し、より多くの協力モデルを求めるべきだ」と述べた。


 上海日本商工クラブ会長で三菱商事株式会社中国総代表の中塚潤一郎氏は、「中日両国は同じように人口高齢化の挑戦に直面しており、健康商品や健康サービスに求める両国国民の要求はますます高まっている」と述べ、次いで、「近年上海市政府が進めているコミュニティの家庭医師契約サービスといった多くの政策は、国民の生活に大きな便利をもたらした」と特に称賛した。

 中日両国は健康の一大分野において、広大な協力空間があるとの認識で一致した。

 陳靖会長は、「習近平主席が提出した人類衛生健康共同体の重要な理念を実践するよう努力する。来年の中日国交正常化50周年を迎えるにあたって、未来を展望し、『海納百川、卓越追求、叡智開明、大気謹厚』の都市精神を引き継いで、中日交流で発展と革新を図りたい。この『一江一河都市イノベーションフォーラム』は、誰もが質の高い生活を楽しめ、誰もがあらゆる面で健康で、母なる川の暖かさを感じる都市の建設を目指して、中外の有識者が集まって検討する機会だ」と述べた。

(編集:謝斯河)