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『22人の外国人が語る中国との縁』:外国人が目にする中国は?

2021年 8月 30日17:22 提供:東方網 編集者:範易成

 8月29日午後、「上海の高嶺」読書会が朶雲書院で開催された。『私は中国で楽しい時間を過ごしている:22人の外国人が語る中国との縁』の監修を担当したフランス人のメルローと著者代表のラトビアのアナシ、フランス人のアイ·リー、ブラジル人のディエゴが、ゲストとして読書会に出席した。

 メルローは、「多くの中国人が中国にいる外国人を理解して欲しいし、多くの外国人に中国の実情を知って欲しい。この本を英語やフランス語などに翻訳したいです」と語った。

 メルローは1988年生まれ。フランスのパリにある東洋言語文化研究所で学び、中国語の修士号を取得した。2020年に入り、コロナで中国に戻れなくなったので、中国への愛を文字で記録したいと思うようになった。そこで様々な国にいる様々な経験を持つ21人と連絡を取り、彼らと中国の物語を記録し始めた。この中にはメルローの親友やクラスメート、さらにネットで知り合った友人もいる。アナシはその一人だ。

 「中国での暮らしはとてもいい。今の生活を大切にしたい」と、36歳のアナシは言った。

 アナシは19歳の時、交換留学で復旦大学に入学した。一年後に帰国する予定だったが、「美しい上海と急速に発展する中国に魅了され」、上海に住むことにした。今、アナシは老人ホームで働いている。彼女は、上海での勉強、暮らし、仕事の経験などについて本の中で詳しく述べている。 「私は中国人が好きです。重要なのは、中国人は本当に努力を惜しまない点です」。上海に住んで5年になるディエゴは言った。

 「外国人の私にとって、中国で働くことは挑戦でした。ここでの対人関係はゼロから始まりましたが、中国をよく知るようになるとすべてが順調に進みました。私の中国での経験と生活はとても素晴らしいです。私を歓迎してくれた中国と中国の人々に感謝します」と語った。

 アイ·リーはこの読書会で自分のファンに会った。アイ·リーは上海でニューメディア計画に従事している。中国語ができるので、中国の歌のカバーやフランスでの家族の生活を中国版のTik Tokに投稿し、17万のフォロワーをゲットした。最近はフランス語で中国の歌をカバーしている。「私はこのような異文化実験が特に好きで、中国にいるフランス人の文化大使になれたらいいなと思っています」と、アイ·リーは語った。

 上海教育出版社で社長·編集長を務める繆広才氏は、「この本に登場する外国の友人は様々な大陸や国から上海に来て、文化的対立や価値観の相違などの挑戦に直面しました。しかし、彼らは自分の独特な経験で文化の融合を実現したのです。この過程こそが本の魅力だと思います」と評価した。 さらに、「この本は中国の生活をじつによく描いています。文字は素朴かもしれませんが、物語にこもった感情は真実です。その感情を一言で言うと、『私は中国で楽しい時間を過ごしている』です」と、缪広才氏は語った。

(編集:k)