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一滴の水と一つの湖と一つの街 臨港新片区2年間の成長

2021年 8月 20日17:19 提供:東方網 編集者:範易成

  上海浦東国際空港に飛行機が着陸しようとするとき、キャビンの窓から見える丸い地形は滴水湖だ。

  上海市内からS2高速道路に沿って上海自由貿易試験区臨港新区に向かう。高速道路を出て申港大道を行くと、南の端に滴水湖がある。

 地下鉄16号線の終点は滴水湖。

 空から一滴の水が海に落ちて水滴が広がった。中国で最大の都市型人工湖である滴水湖は、上海自由貿易試験区臨港新区のランドマークである。街が成長するに伴って、仕事しやすく、住みやすく、観光しやすい、「都市のゲスト·ホール」になっている。

 臨港新片区の看板が掲げられてから2年、滴水湖を中心とした各種文化景観とレジャー·観光地は、拡大を続けてますます豊かになっている。

 都市彫刻募集大会入選作品展の開幕、世界最大の天文館のオープン、上海市最大の海綿公園の開園、上海市初の自動運転バスの運行開始など、これまで滴水湖の周辺では、様々な文化イベントや施設のオープンなどが集中的に相次いだ。

 ここには以前から中国航海博物館、上海海昌海洋公園などの観光スポットがあったが、それに加えて人と車が臨港新区の独特な風景を形作っている。

 新区管理委員会の最新データによると、2020年と2021年上半期で、新区には552万人の観光客数が訪れた。中でも2021年1~6月だけで観光客149万人を受け入れたが、これは同期の3倍である。

 また、工業ツアーも持続的に発展している。昨年、初の「臨港インテリジェント旅行」工業観光コースが開設された後、これまで20本のコースが設けられた。マイクロ衛星プロジェクトセンター、外高橋造船、上海上飛飛行機装備製造などのプロジェクトが人気だ。


 国際的で未来感あふれる湖の雰囲気は、世界へ向けた新区の名刺である。第14期五ヵ年計画で臨港新区は総合的な近代化海浜都市を目標に、文化旅行スポーツ産業の総生産100億元、A級観光スポットの旅客数1500人/月を目指している。

 今、新区を歩くと、芸術と出会う可能性もある。今年7月上海天文館の開館に際しては、クラシックミュージックの演奏会とオリジナル音楽に乗せた星のコンサートが行われ、上海大劇院芸術センターの傘下の劇団がショーを行い、市民の文化生活に彩を添えた。

(編集:曹 俊)