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紹興劇芸術家の王文娟が95歳で逝去

2021年 8月 6日17:16 提供:東方網 編集者:範易成

  紹興劇芸術家で国家一級俳優の王文娟氏が8月6日、上海華東医院で亡くなった。95歳だった。氏が演じた古典的紹興劇『紅楼夢』の林黛玉はよく知られており、上海人の心の「林妹妹(林黛玉のニックネーム)」だった。

  王文娟は1926年12月19日、浙江省紹興生まれ。12歳の時に故郷から上海に来て、劇を学び始めた。1948年に徐玉蘭氏(紹興劇芸術家)に誘われて玉蘭劇団に入団してから、二人で半世紀にわたり演劇界に貢献した。


  1980年代に人気となった紹興劇映画『紅楼夢』で、徐玉蘭と王文娟は一躍有名となった。『空から林妹妹が落下』という節回しは誰でもよく知っている。1978年~88年にこの映画を見た人は中国全土で12億人にも達し、中国映画史上、放映回数が最も多く、コピーが最も多く、観衆数が最も多い映画になった。こうして王文娟氏は数代にわたる中国観衆の心の「林妹妹」になったのである。

(編集:曹 俊)