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浦東空港から入国した際の検疫プロセスは?

2021年 8月 6日16:33 提供:東方網 編集者:範易成

 浦東空港から入国した際、検疫プロセスはどうなっているのだろうか?

 上海浦東国際空港税関の張煒次官は次のように紹介している。

 旅客は飛行機から降りると、まず、多機能分流機を通過する。分流機はビッグデータの分析によって体温測定を行うと同時に、症状のある人、ハイリスクの人、健康申告情報が正しくない人などを分析して黄色か赤色のライトを点灯する。

 その他の何もない約90%の旅客に対しては緑色のライトが点灯する。その後、PCR検査を実施して、さらに精査を行う。

 黄色や赤色のライトが点灯した旅客に対しては、税関のスタッフが遠距離検査機でのビデオ通話設備を通じて、その健康申告情報を遠距離で直接チェックすることになっている。さらにハイリスクの人には、バックヤードにいる税関スタッフが遠距離検査機を操作して音と光で指示する。また、現場の税関スタッフは対象者を疫学的調査エリアに連れて行き、さらなる調査を行うことになっている。

 サンプリングと検査については、現在、上海税関は浦東空港ターミナルのT1、T2とS1でそれぞれ3つのモジュール化キャビンサンプリングルームを設立しており、基準化ユニットでサンプリングの効率を確保し、税関の旅客のサンプリングニーズを確保している。上海税関国際旅行衛生保健センターでPCR検査実験室の検定力を向上すると同時に、税関では浦東空港区域に移動式PCR検査実験室を配置し、早ければ3時間でPCR検査を完成し、小ロットサンプルの応急即時検定と結果の即時報告を実現している。

(編集:曹 俊)