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上海浦東新区がグローバルのハイエンド人材を募集する「直行便」制度を実施

2021年 7月 20日15:53 提供:東方網 編集者:範易成

  20日朝、中国国務院新聞弁公室が行った記者会見で、中国共産党上海市委員会常務委員、浦東新区委員会書記の翁祖亮氏は人材の誘致について言及した。翁氏は、「人材は第一資源だ。現在、浦東には各種人材が155万人いるが、中央が与えたガイドエリア建設の重大任務を達成するために、世界の優秀な人材をさらに集める必要がある。浦東で人材高地を建設するのは、世界から優秀な人材を誘致するためである」と述べた。

  近年、浦東には中国で初の海外人材局が設けられ、人材サービス総合体と人力資源配置ターミナルを一体化した国際人材ハーバーが設立された。そして海外の人材に移動や仕事に便利を提供するための革新政策を率先して発表。海外の人材が中国で働く際の「ワンネットでの取り扱い」を展開し、中国で初の自由貿易区永久滞在身分証明書や大学学歴の外国留学生許可証、外国起業人材仕事許可証を発行し、中国で初めて外国籍ハイレベル人材が永久滞在身分証明書で科学技術型営業許可を得ることなどを実現してきた。

  今後も人材政策の開放革新にいっそう力をいれ、外国の人材が自分の収入で為替を購入できる便利化政策や、外国の人材が単独で医療保険に加入する政策を実施する。国家移民政策実践基地を建設し、外国のハイエンド人材に対し、就労許可を即認めることなどを実施する予定だ。

  さらに、外国の人材の「一つの証明書で通用する」改革の展開や、浦東新区で外国人材永久滞在推薦の「直行便」制度の設立、外国のハイエンド人材による審査権の引き受け、専門分野の海外人材の従業制限の段階的な緩和し、国際キャリア資格証明書の認可リスト制度設立などを積極的に推進する。また、人材の事業発展や住みやすい環境整備の実施など、世界の優秀な人材が浦東へ集まり、浦東に長く滞在して才能を大いに発揮する舞台を提供する施策を総合的に展開する予定だ。

(編集:曹 俊)