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臨港新区の今後の道は? シンポジウムが上海で開催

2021年 7月 16日15:41 提供:東方網 編集者:範易成

 「未来に向けた臨港新区」をテーマとした第12回「中華学人と21世紀の上海の発展」シンポジウムが、7月15日に上海で開催され、専門家が臨港新区の今後の発展について、自由に意見を発表した。

 2019年8月6日、国務院は「中国(上海)自由貿易試験区臨港新区全体方案」を公布。上海浦東国際空港の南にある臨港地区を、新しい自由貿易試験区に指定した。

 この臨港新区の産業発展の目標について、臨港新区管理委員会のハイテク産業および技術革新部門の張彤主任はシンポジウムの席上、「私たちの目標は非常に明確です。それは、世界クラスの産業クラスターを構築することです」と述べ、臨港新区は集積回路、人工知能、生物医学、航空宇宙、スマート新エネルギー車、ハイエンド機器、グリーン製造などの先端産業を目指していて、2025年までに総経済規模6千億元を目指すことを明確にした。

 いっぽう、産業の発展をサポートするためには整った金融環境と人材誘致政策が必要であり、これに関しては、上海の臨港新区が更なる発展を遂げるため、産業、金融、人材などの分野で引き続き「新しい制度を試し、新しい方法を模索する」という試験区としての役割を果たすべきだという合意が得られた。

(編集:王笑陽)