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2021年 7月 9日18:10 提供:東方網 編集者:王笑陽
今日午前に上海で行われた2021世界人工知能大会「デジタル健康」フォーラムで、中国工程院の鍾南山院士、復旦大学上海医学院の呉凡副院長、中山病院の樊嘉院長など、有名な専門家が見解を共有した。そして医療·健康分野のAI技術応用、デジタルモデルチェンジなどの話題をめぐって検討を行った。
「コロナウイルスに直面して、中国は疾病の監視·警報、ウィルスの遡及、予防や治療、ワクチンの研究開発などの面で、一連の重大な成果を獲得しました」。鍾南山氏は、人工知能の分野での応用が注目されていると指摘した。
鍾氏はさらに、国家呼吸システム疾患臨床医学研究センターでは、中国科学院、科学研究機構、AI関係企業と提携して、「人工知能呼吸健康ビッグデータクラウドプラットフォーム」を構築しており、AIによるコロナ肺炎の映像診断、薬物のスクリーニング、肺機能管理など技術プラットフォームも開発されていることも紹介した。
鐘氏は、「人工知能などの新しい技術は、医療健康や公共衛生分野において全世界の医学基礎研究、臨床応用研究及び薬物研究開発を促進、病気に対する理解を一層高めることもある」と述べた。
呉凡氏は、情報化技術、AIとビッグデータの応用は、病原学の基礎研究、薬物と治療方法、モニタリング警報技術の研究に新たな可能性を与え、ワクチンの研究開発を加速させたと述べた。
樊嘉氏は復旦大学付属中山病院の取り組みについて、「『ビッグデータと人工知能センター』を設立して関連技術の病院での応用を促進している。病理、超音波、映像、核医学などの分野のほかに、心血管病センターと肝臓がんセンターでもAI技術の利用をテストし、将来的にはAI知的病院を建てる見込みだ」と紹介した。
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