小中大
2021年 7月 9日15:18 提供:東方網 編集者:範易成
中国の食材や薬草を洋食の調理法で作るとどんな味がするだろう?このほど、フランスの料理教育機関であるル·コルドン·ブルーのシェフたちが、上海の中医栄養学の専門家の協力を受け、「中医食療」を西洋料理に導入した独特な料理レシピを開発した。「西洋シェフの上海メニュー」はメイン料理12品とデザート10品を含める。
中国の雲南では昔からマンゴーやバナナ、いちご、スイカなどのフルーツを、唐辛子や胡椒などのスパイスで和えて食べるという食べ方をする。アルノー·ノエル·スーシェ(Arnaud Noel Souchet)シェフが作った「四川風味のキャラメルパイナップル」という一品でも、このちょっと変わっているが美味しい食べ方を応用している。
使うスパイスは四川料理に欠かせない「花椒」だ。そのしびれるような辛味とパイナップルの甘味が強烈な対比を感じさせる。そして、キャラメルは普通、砂糖、生クリーム、バターなどで作るが、アルノーシェフは砂糖の代わりに黄ザラメ糖を使った。黄ザラメ糖は独特な風味を持ち、さっぱりとした甘みが特徴的だ。中医薬からみると血行を促進して体を温めるという作用もある。
材料:
·生姜
·黄ザラメ糖
·水
·四川山椒(花椒)
·バター
·バニラ·ビーンズ
·ラム酒
·アーモンド
·パイナップル
(編集:王笑陽)