７月８日、２０２１世界人工知能大会が上海で開催された。開幕式でソフトバンクグループの代表取締役会長兼社長で執行役員の孫正義氏が、ビデオでスピーチを行った。

　孫氏は人工知能の応用によって、交通運輸、金融、医療、教育などの業界は将来的にモデルチェンジするはずで、これは全人類社会を更にすばらしいものに変え、人類の生活方式を新しい段階に上げることができる、と以下のように述べた。

　「この新しい世界では、交通事故はあまり起きません。人の寿命が延び、難病もなくなるでしょう。誰でも教育を受けることができます。農村に住んでいても、都市に住んでいても、子供たちは平等に教育を受ける機会があります。人々はより美しく、より幸せな生活を送り、生活を楽しめ、仕事の効率も大幅に向上します。人工知能は全人類の幸福感を高めます」。

　孫氏は、４年前にソフトバンクがビジョン·ファンドを設立して、情報革命及び人工知能革命を支援する方向を明らかにしたことを紹介し、「これからも引き続いて優れた創業者や技術革新を支持·コラボレーションして、全世界により美しく幸せな生活を創造します」と述べた。

（編集：ｆ）