小中大
2021年 6月 24日9:27 提供:東方網 編集者:範易成
中国の食材や薬草を洋食の調理法で作るとどんな味がするだろう?このほど、フランスの料理教育機関であるル·コルドン·ブルーのシェフたちが、上海の中医栄養学の専門家の協力を受け、「中医食療」を西洋料理に導入した独特な料理レシピを開発した。「西洋シェフの上海メニュー」はメイン料理12品とデザート10品を含める。
ゆり根は中国でも日本でも古くから滋養強壮、咳どめ、利尿、鎮静などに使われてきた。また、黒ごまには、老化防止や肝機能の改善などの効能がある。フィリップ·グルー(Philippe Groult)シェフはこの2つの食材をモチーフとしてこの料理を作った。
この料理は食材の組み合わせだけでなく、盛り付けにも工夫がされている。黒ごまとゆり根は「土の食材」であるため、「海の食材」を代表する貝柱と海藻を組み合わせた。これに沿えるものとして、果物の中で最も栄養価が高いといわれるアボカドが選ばれた。緑と赤の海藻に貝柱のゴマ焼きをのせ、そのそばにゆり根とアボカドで作った花があしらわれている。鮮やかな色が一層食欲をそそる一品だ。
材料:
·貝柱
·黒ごま
·卵黄
·ゆり根
·アボカド
·唐辛子
·胡椒
·レモン
·食用花
·海藻
(編集:王笑陽)