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上海市黄浦区が外資研究開発センターの新政策を発表

2021年 6月 18日17:04 提供:東方網 編集者:曹俊

 16日午後、上海市黄浦区人民政府は「2021黄浦外商投資PR大会」、即ち外資研究開発センターの政策発表会を行った。『黄浦区が外資研究開発センター発展をさらに促進することについての実施意見』と『黄浦区外商投資環境白書』が発表され、同時に、ここ数年来、応用研究、製品開発と管理レベルアップを行ってきた企業に焦点を当てて授賞が行われた。

 上海市黄浦区商務委員会によると、『黄浦区が外資研究開発センター発展をさらに促進することについての実施意見』は、5つの方面から16の具体的措置を設定している。黄浦区において、外資企業が「外資研究開発センター」「グローバル研究開発センター」「開放式イノベーションプラットホーム」を設立する際に、強くサポートすることが狙いだ。

 『黄浦区外商投資環境白書』はバンドの金融集中帯、南京東路~人民広場地区と淮海中路~新天地地区での駆動、古町地域、打浦橋~思南路団地、万博浦西パークの連動に焦点を絞って、金融サービス業、貿易サービス、専門サービス、文化旅行サービス、健康サービス、イノベーションサービスなどの6大産業の発展を促す。そして地域概要、投資地域、投資チャンス、ビジネス環境、生活環境など5方面で、全面的に黄浦区の外商投資環境を紹介している。

 発表会では同時に、ここ数年来、応用研究、製品開発と管理レベルアップを行ってきた企業に焦点を当てて授賞を行った。ドソン、Nexperiaなど9社の外資系企業に「2020~2021年黄浦区優秀イノベーション企業賞」、スワロフスキーなど10社の外資系企業に「2020~2021年黄浦区優秀発展企業賞」がそれぞれ授与された。

 スワロフスキー(上海)貿易有限公司のスワロフスキー水晶事業大中華区董事総経理孫珏女史はインタービューに応じて、「当社は中国に30年根を下ろしている。ずっと黄浦にあって、黄浦区の区レベル貿易型本部であり、黄浦区のビッグ100企業の1社だ。新政策について区政府とよく交流する中で一対一のサービスが提供された。将来は新しいブランド旗艦店を黄浦区の繁華街に設ける予定だ。これもグローバルブランドレベルアップ策略での重要な一環である」と述べた。

 中国共産党黄浦区委員会の杲云書記によると、将来に向けて黄浦区はグローバルで新しい科学技術の革命と産業変革の新趨勢を目指す。黄浦区を世界レベルの消費目的地、グローバル貿易ターミナル、アジア太平洋地区投資ポータルの選択地に建設し、外資系企業向けにより多くの発展チャンスを提供し、より強い発展活力を注ぐことができることを期待している。

(曹 俊)