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本を借りられる「無料書舗」が上海にオープン

2021年 5月 31日16:54 提供:東方網 編集者:範易成

  本が買えるのはもちろん、借りることもできるし、店内でコーヒーを飲めたり、各種のサロン、講座なども行う本屋がこのほど、上海陸家嘴の正大広場にオープンした。これは「無料書舗」という名前の書店だ。

  店内には500を超える芸術、デザイン関係の本が用意され、100種類の芸術デザインがテーマのカルチャーグッズも置かれている。現在は北京美術撮影出版社との協力で、北京美術撮影出版社10周年特別展も同時に行われて、美術、建築、映像関係の本が展示されているが、中でも、浮世絵研究の専門家であるロバート·スティーブンソンが編集した日本浮世絵の師匠·月岡芳年の作品集『月百姿』が特に注目されている。

  この「無料書舗」という名前について創業者の張瀟氏は、「『無料』にはただという意味が含まれている。この店は本を販売するほか、無料で借りて他の場所で本を返すこともできる。『無料』は中国語のつまらないという意味の『無聊』と発音が近い。つまらないと感じた時は、ぜひこの無料書舗に来て自分を充実させて『有料』にしてほしい」と語った。

  店内には日本の小川珈琲のカフェも入っているので、本を選んで珈琲を飲むこともできる。なお、現在、本屋+カフェのモードは中国で人気になっている。

(編集:曹 俊)