PC端末|中国語|English

上海

大卒人口比率、北京が41.98%で全国1位、上海は2位

2021年5月14日 16:05
 提供:東方網 編集者:範易成

  2020年に実施された中国の第7回国勢調査の結果が、このほど発表された。これによると、最終学歴が大卒の人口は2.18億人で、10年前に行われた第6回国勢調査で人口10万人あたりの大卒者数が8930人だったのに対して、1万5467人に増加した。 省·市·自治区別に大卒の人口比率を見ると、北京市、上海市、天津市、内モンゴル自治区、江蘇省がトップ5となった。

  1位の北京市では、大卒人口比率が41.98%に達した。この理由として、北京は早くから都市化が進み、教育資源が豊富で、産業構造において現代サービス業とハイテク業の構成比が高いことなどが挙げられる。

  そして、2位の上海市では大卒人口比率が33.87%であった。全国一人口の多い都市でもある上海には多国籍企業や金融機構などの拠点も集中しているため、高学歴の人材を多く引きつけている。上海交通大学、復旦大学、上海財経大学などの大学生の7割以上は、卒業後に地元での就職を選んでいる。

(編集:王笑陽)