ようこそ、中国上海!
在上海多国籍企業職場復帰ケース

Home >> 新着 >> 上海

デザイナーズトイ専門店「TOP TOY」が上海に初出店

2021年 4月 30日13:33 提供:東方網 編集者:範易成

  2020年末に広州で1号店をオープンしたデザイナーズトイ専門店「TOP TOY」が、28日、上海の一号店を開いた。

  TOP TOYのターゲットは10代から40代の消費者で、フィギュア、ブラインドボックス(箱入りのカプセルトイ)、ガンダム、BJDドールといったジャンルのトイを扱っている。ハローキティやナルト、マーベル、ディズニー、DCコミックスなどのブランドも多数揃えていて、59元(約1千円)の安いものもあれば、1万元(約17万円)の高価のものもある。

  TOP TOYの創業者で最高経営責任者(CEO)の孫元文氏によると、今年中に中国国内で100店舗を展開し、海外にも初店舗を出す予定だ。海外の進出先はまだ決まっていないが、シンガポール、日本、韓国の可能性が高いとのことだ。

  TOP TOYは、日本の有名なモデラーである横山宏をはじめ、200人以上のデザイナーと契約を結んで、オリジナルなデザイナーズトイの開発にも取り組んでいる。

  艾媒コンサルティング(iiMedia Research)の調査によると、中国におけるデザイナーズトイの市場規模は2020年現在294.8億元で、2021年に384.3億元まで拡大すると推算されている。これに伴って参入する企業の数も増えていて、2020年に新規設立した企業数は250社を超えた。専門家は、サブカルチャーとされるデザイナーズトイは大衆化が進んでいると分析している。

(編集:王笑陽)