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三星堆·金沙遺跡遺物展が6月に上海で開催

2021年 4月 28日16:29 提供:東方網 編集者:曹俊

  今年3月に、中国四川省の三星堆(さんせいたい)遺跡で新たに6つの祭祀坑が見つかり、黄金の仮面の破片など500点あまりが出土したことが大きな話題となった。これを受けて上海奉賢博物館は、三星堆·金沙遺跡遺物展を6月に開催すると発表した。三星堆遺跡と金沙遺跡から出土した金器、玉器、青銅器、陶器、象牙など100点以上が展示される予定だ。

金沙遺跡から出土した「太陽神鳥」の金飾り

  金沙遺跡は三星堆遺跡と同じく、古蜀文明の遺跡だ。金沙遺跡は紀元前12世紀~7世紀にかけて、三星堆の王国が消滅した後にこの地に栄えた別の王国の跡とされている。2001年に工事現場から多くの出土品が発見され、その後の発掘調査で5平方キロの範囲内に祭祀場,宮殿,居住区,集合墓地の跡などが確認された。古代蜀人の太陽と鳥への崇拝を表現した「太陽神鳥」の金飾りや仮面など、三星堆文化との共通点も多い。2005年にはこの「太陽神鳥」の図案は、中国文化遺産のマークとして選定された。

(編集:王笑陽)