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2021年 4月 23日9:56 提供:東方網 編集者:範易成
第十回中国花卉博覧会(通称:花博)の開催まであと30日と迫り、様々な準備が着々と進められている。今年の花博は、上海市の崇明島にある東平国家森林公園内に設けられた会場で行われる。総面積約10平方キロメートルで、北パークと南パークの2つのエリアからなる。南パークは東平国家森林公園を改造したもので、北パークは公園の北側に新たに設けたエリアだ。これまで1年にわたって進められてきた苗の植え付けや手入れなどの作業が、ようやく完成に近づいている。
展示館は復興館、世紀館、竹藤館、百花館、花芸館、花栖堂の6つ。このうち復興館と世紀館、竹藤館は花博終了後も残され、百花館と花芸館、花栖堂は花博開催中のみ使用される。会場に入って初めて見えるのは世紀館だ。空中から俯瞰すると、世紀館は羽を広げた蝶のように見える。広さ1.6万平方メートルの広大な屋上には巨大な花壇があり、海棠、サクラ、ヒャクニチソウ、イソトマなど10種類の20色になる花々が植えられていて、まるで蝶の羽のように華やかだ。
全国35省·市·自治区のぞれぞれの特徴のある園芸は屋外展示となる。上海市の展示エリアには50種の植物が植えられるが、中でもイヌマキと呼ばれる樹木は最も貴重で、80万元の値段がつくという。
入場料金は、平日券が120元、指定日券が180元、平日二日券が180元となっている。身長1.3メートル未満または6歳未満の子供は無料で、60歳以上の高齢者や学生、軍人、障害者などを対象に優遇措置を実施する。
(編集:王笑陽)