現在開催中の第８回中国（上海）国際技術輸出入貿易会に、国内コスメブランドの「瑪麗黛佳（Marie Dalgar）」が開発した最新の口紅製作ロボットが登場した。このロボットは顧客が選んだ色で口紅をオーダーメイドしてくれる。

　「口紅作りには通常１時間ぐらいかかるが、このロボットは６分しかかからない。希望の色が作れることと、見える化した製作プロセスがその特徴」と紹介されている。

　この口紅製作ロボットは、最大１００色から選ぶことができるが、今回の展示会ではお試しで４０色を提供している。来場者がスクリーンから好きな色を選んで開始ボタンを押すと、ロボットアームが製作を開始する。

　関係者によると、瑪麗黛佳では２年かけてこのロボットを開発した。ロボットの大きさは普通のデスクトップパソコンぐらいだが、機能は大型の口紅製造設備と同様だという。