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上海のカフェ店舗数は世界最多! コーヒー文化ウィークが開幕

2021年 3月 31日9:33 提供:東方網 編集者:王笑陽

 初めてとなる「上海コーヒー文化ウィーク」が、29日午後、国家会展センターで開幕した。第1回上海国際コーヒー産業フォーラムと第6回国際コーヒー大会、そして大規模なコーヒー祭の体験イベントも同時に行われている。

 開幕式では、上海のコーヒー文化に関するレポートが発表された。第一財経新一線都市研究所による「上海コーヒー消費指数」は、中国のコーヒー産業にとって上海は最も重要な消費市場であり、産業革新の場でもあると指摘している。

 2021年1月現在で上海市にはカフェが6913店あり、カフェが世界で最も多い都市となった。人口1万人当たりのカフェ店舗数は2.85店で、ニューヨークやロンドン、東京などの国際的大都市のレベルに達した。そして、カフェ店舗数が最も多いのは淮海中路と南京西路で、それぞれ49店と41店ある。店舗密度からみると、楓泾路、大学路、安義路がトップ3となっている。

 上海のコーヒーチェーン店で数が最も多いのはスターバックスで、世界で最も多くスターバックスの店舗がある都市も上海である。カナダのコーヒー·ドーナツチェーン店「Tim Hortons(ティムホートンズ)」は2019年に中国に進出したばかりだが、わずか2年で上海に100店舗以上オープンした。

 いっぽう、生活関連サービス企業「美団」のデータによると、上海には独立系カフェもコーヒーチェーン店と同じぐらいある。カフェチェーンが波のように進出している中でも頑張っている独立系カフェは、上海コーヒー文化の重要な部分を占めていて、2020年末に大人気となった「熊の爪コーヒー」はその代表だ。今回の展示会には、独立系カフェも多数出展している。