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来年、上海の老港ゴミ処理場に国内初の智能埋め立て基地を建設

2021年 3月 24日14:45 提供:東方網 編集者:曹俊

  『上海市生活ゴミ管理条例』が実施されて1年以上になるが、その効果は顕著に表れている。23日午前、上海市第15期人民代表大会常務委員会において、上海市政府は上海市の2020年度環境情況と環境保護目標の完成情報に関する報告のヒヤリングを行った。これによると、昨年分別されたリサイクル品、有害ゴミ、生ゴミの量は、一昨年に比べそれぞれ57%、32%、27%増加した。いっぽう、その他のゴミの処理量は、一昨年より20%減少した。

  現在、上海市の生活ゴミ無害化処理の能力は、一日当たり4.2万トン以上である。今年、上海市は生活ゴミ全体の分別システムを構築し、生活ゴミの埋め立て処理ゼロを目指す。

固体廃棄物処理センター(2期)プロジェクトのイメージ図

  また、上海は今年から、固体廃棄物処理センター(2期)プロジェクトの建設を始めている。3月初旬に老港で着工したこのプロジェクトは、中国国内で初となる半地下2層建ての埋め立て基地を建設する。インテリジェント型埋め立て技術を導入し、人ではなく智能ロボットがゴミをチェックする技術を採用して、運営の向上と効率アップを実現する。将来的には、上海の一般工業の固体廃棄物、危険な廃棄物の処理も行い、上海のすべての地域の環境保護機能をさらに上昇させる。このプロジェクトは2022年に完成する予定だ。

(編集:曹 俊)