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中薬+ミルクティーはどんな味?

2021年 3月 22日16:57 提供:東方網 編集者:曹俊

  「お茶は養生でミルクは健康。だからミルクティーを飲めば健康で養生できる」。ミルクティーが好きな若者は、以前このように言い訳して糖分が多くてカロリーの高いミルクティーを飲んでいたが、近ごろ、この話は本当になったようだ。上海の漢方薬の老舗で、豫園に店を構える童涵春堂が、中薬+ミルクティーをブレンドした数種類の飲み物を売り出し、ネットで人気となっている。

  「九曲荷葉刮油水(ハスの葉で油を切る)」は、蓮の葉、そば、黒茶などが入っている。食後に冷たくてさっぱりとしたい時に向いている。「女神コラーゲンローズ」はバラのお茶がベースで、バラの入ったコンニャクを加えているため食物繊維に富んでおり、ネット民からは「飲める『元カレマスク』」という名も付けられた。「五黒水」は黒豆、黒米、黒クコ、黒ゴマ、黒クワの実の5種類の黒い 食材を使っていて、生え際線に不安を抱えている若者向けに売り出された。

  店内には湯気が噴き出している鍋が置いてある。お店のスタッフによると、この鍋で亀ゼリーなどの薬膳を作ることもあるそうだ。鍋の前にリュウガン、クコ、ジンジャー、赤いナツメなど、本場の養生原材料も供えてある。

  そして若者には最も気になる糖分の量についてだが、責任者は、これら養生ミルクティーには天然の甘味成分である羅漢果糖を使っているため、甘さは砂糖の300倍あってもエネルギーは0で、そのため糖尿病患者が飲んでも問題ない、と話した。原料としてもミルクティーを粥として用いる流行に合わせ、人参、桃のゼリー、新鮮なデンドロビウムなどの食材や薬剤も入れてある。価格は20~35元前後だ。

  おしゃれで落ち着いた店内でミルクティーをゆっくり飲み、中薬博物館を見学するのはいかが?

(編集:曹 俊)