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2021年「中日友好•桜植樹」が上海で開催 両国の友誼や五輪の成功を願い

2021年 3月 15日17:24 提供:東方網 編集者:範易成

  東方網15日付:第11回となる「中日友好•桜植樹」が、このほど、上海市長寧区新虹橋中心花園で行われた。中日友好人士約80人が、明るい春の日差しの下で両国の友好を象徴する桜の木を植え、芝生に座り、花見をしながら交流していた。同日は上海在住の日本人を中心として活動している和太鼓サークル「和響」などが演出を披露した。

  今回の活動は上海市人民対外友好協会、上海市欧米学友会の指導、上海市欧米同窓会日本分会、上海日本商工クラブの主催、上海公共外交協会、上海市欧米同窓会長寧分会、新虹橋中心花園の共催で行われた。

  上海市人民対外友好協会の沙海林会長は、1972年、周恩来総理は当時日本の田中角栄首相と中日共同声明を発表して、両国関係の正常化を実現した。周総理は日本にパンダを贈呈し、田中首相は中国に大山桜約1千本を贈呈した。桜は日本文化の象徴であり、中日友好の長い歴史を見守り、来年は中日国交正常化50周年を迎え、今日植えたのは希望や願い、育つのは友誼や感情、両国人民の世代友好を願っていると述べた。

  在上海日本国総領事の磯俣秋男は今年で3回目同イベントに参加した。磯俣氏は、今年の活動には特別な意味があり、コロナウイルスはまだ世界で流行しているけど、ワクチンの普及によって、勝利トンネルの先に光が見えてくると信じる。日本では、桜は学校や会社などにとって、新しい年の始まりの象徴。あと4ヶ月でオリンピック大会は日本で開催、そして来年は中国もオリンピック冬季競技大会を迎える。両国が手をつないで協力して、この盛事を成功させることを期待しているとのべた。


  この活動は2009年に始まり、今年で11回目を迎える。魯迅公園にはすでに数百本の桜の木が植えられ、公園から地下鉄8号線の虹口サッカー場駅の1番出口までは美しい桜並木が延々と続く。このため、虹口サッカー場駅は「上海一番美しい地下鉄駅」と呼ばれている。

  同日、上海在住の日本人を中心として活動している和太鼓サークル「和響」が演出を披露した。リーダーの小園さん(50歳)の紹介によると、「和響」は1999年に上海で成立、20年以上の歴史を誇る。「自分は日本にいた時から太鼓が好きだったので、上海に来てもこの趣味を諦めません。今日に太鼓演出を披露して上海の皆さんと日本の文化を交流してとても嬉しいです。」 


(作者:范易成)