小中大
2021年 3月 12日16:12 提供:東方網 編集者:王笑陽
人気散策エリアである武康路のランドマーク「武康大楼」で、昨年10月からおこなわれてきた小規模修繕工事が、3月11日に終了した。不要な電信柱を撤去し、エアコン室外機を隠したり、写真撮影スポットを設置するなどの工事が行われ、1階に新しい書店、カフェなどの店舗も入居した。
武康大楼は1924年に建てられた歴史ある建物で、かつてノルマンディーアパートメントと呼ばれた8階建ての住宅だ。フランスの金融投資会社「万国貯蓄会」が出資し建設したもので、上海租界時代を代表する名建築を多数手がけたハンガリーの建築家、ラズロ·ヒューデックが設計した。完成後に入居した住民のほとんどは、外資系企業に勤める役員クラスの欧米人だったという。淮海中路と武康路に囲まれた三角形の敷地に建つ三角形の建物で、その特徴ある形から上海旅行では必見の観光スポットとなっている。