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上海企業が独自開発した手術ロボットが人工股関節全置換術を支援

2021年 3月 11日16:24 提供:東方網 編集者:王笑陽

 最近、上海龍慧医療科技有限公司が独自に開発·製造した手術ロボット「TRex-RS」が、青島大学付属病院で行われた人工股関節全置換術の実施を支援した。手術後、患者の脚の長さなど指標が正常値に戻ったことが確認された。これは、我が国の関節外科におけるロボット支援手術が世界トップレベルに達したことを示している。

 今度の手術を担当したのは、青島大学付属病院関節外科の張海寧教授のチームである。従来の人工股関節置換術では脱臼の可能性があるので、人工股関節の耐用年数を確保することは難しい。しかし、手術ロボットを導入することで、手術の精度を大きく向上させ、人工股関節置換術の質的な飛躍を実現することができる。

 上海龍慧医療科技有限公司は、上海のハイテク団地「張江科学城」に位置するイノベーション企業である。過去の4年間で、同社は12の国内発明特許を取得し、独立した知的財産権を持つ手術ロボットを開発した。