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華東師範大学が『家庭料理』課程を新設

2021年 2月 25日15:48 提供:東方網 編集者:曹俊

 大学ではもうすぐ新学期が始まる。今学期、華東師範大学では『家庭料理』の授業を行うことになり、多くの学生が驚いている。『教学綱要』を見てお腹が空き、授業を受けたいと希望した学生は多いようだ。

 これは大学の労働教育授業の一環で、教務処と保障部が試験的に開設したものだ。授業の場所は大学の食堂で、二つのクラスを開設し、1クラス20人となっている。2時間の理論知識に加えて、実習が多いのが特徴だ。ピーマンとジャガイモの細切り、八宝の辛味ソース、パイナップルの酢豚、エビの煮付け、水餃子、野菜饅頭、パンとケーキなどの作り方を教える。

 大学の関係者は、「まず最も基本的な生活スキルを授業に取り入れたい。たとえばごはんを作ること、掃除などだ。学生が手で作って、生活を体験できると期待する」と語る。

 教師は星レベルのレストランで働くシェフの劉玉紅氏。劉氏と彼の団体が授業を行い、学期の終わりには学校の食堂に専門の窓口を開設し、コース料理を作って大学の先生と学生らに振舞う計画だ。劉氏は、この食堂で学生が学んだスキルを紹介できるし、人に食事を食べてもらうというプロセスによって、学生は幸福感と達成感を体験できるだろう、と考えている。

(編集:曹 俊)