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元宵節近づく うさぎ提灯の売れ行きが好調

2021年 2月 23日16:10 提供:東方網 編集者:王笑陽

 元宵節とは、春節(旧正月)から数えて15日目、ちょうど新年最初の満月の日にあたり、中国では提灯を灯す伝統行事が各地で行われる。上海の有名な観光地である豫園でも、春節から始まる毎年恒例の提灯祭が、元宵節になると最も盛り上がりを見せる。ただ、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため入場者数の制限を行うので、お出かけの際はご注意を。

 豫園近くの福佑路にある日用品市場では、さまざまな提灯がよく売れている。中でも手作りのうさぎ提灯が一番人気だ。最も伝統的な提灯は、竹ひごで骨格を作り、紙を貼って足に車を取り付け、中にろうそくを入れて引っ張るもの。ろうそくだと燃えてしまう恐れがあるので、現在は一般的にLEDが使用されている。

 このうさぎ提灯を引っ張って走る遊びは、多くの人にとって子ども時代の懐かしい思い出だろう。なぜうさぎなのかというと、うさぎは縁起のいい動物で、うさぎ提灯の行くところに幸せと好運が来るという説がある。他にも、月には臼と杵で薬を搗く「玉うさぎ」が住んでいるからとも言われている。