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計画から見える上海臨港新区の将来像

2021年 2月 10日14:18 提供:東方網 編集者:曹俊

 海辺の観光都市でシーフードを食べ、ヨットハーバーの側でサーフィンを楽しみ、沿海の湿地公園をそぞろ歩く。臨港新区のこのような将来像を見せてくれる商業、文化、スポーツ、観光の「第14期5カ年計画」がこのほど発表され、南匯新城地域独自の、「国際的で未来感溢れる水辺のエリア」という総合的近代海浜の都市イメージが人々の前に明らかになった。

 臨港新区は、開放·イノベーションの夢の街、インテリジェント·環境の未来の街、産業·都市融合型の活力あふれる街、仕事も住みやすさも人にやさしい街を担い、生活に関わる施設とその関連産業を支持する。100万平米の商業施設を新規開拓する計画が含まれ、商業の小売額は2400億元以上になる見込みであると同時に、年間の観光者数1500人以上を目指すといった数値目標は、臨港新区の発展にますますの期待を持たせるものだ。

文化レジャー中心エリアの計画図

 現在建設が進められている観光スポットの竣工と開業時期について述べると、世界最大の天文館である「上海天文館(上海科技分館)」は内装工事が進んでおり、今年6月18日には試験営業が始まる計画だ。また、「氷雪のスター」プロジェクトは、中国国内で初の都市スポーツ文化観光総合体として、スキーセンター、ホテル、商業小売など業態を含み、2022年に竣工する見込みだ。

イベント·試合·展示会については、今年6月、臨港新区で「夏日光影」パーティーが開催される。これは上海国際映画祭センターが協力し、カンナ国際映画祭と連動して若い映画人の海外展開を図るなどの様々な映画イベントだ。他にも芸術天空、トライアスロン、芸術市場なども今年後半に開かれる予定となっている。

 文化産業については、映画·ドラマ工業4.0モデル実践区などのプロジェクトをはじめ、臨港新区に国際業界レベルのハイテク映画·ドラマロケ地を建設する。そして、5G時代のビッグデータ、クラウド計算技術、AI、AR、VRと4k/8k撮影など、新技術の核心技術研究開発と産業エコロジーシステムの建設を強化する。同時に、国際映画·ドラマ制作の研究開発や編集、著作権保護などからなる関連産業のシステム構築も目指してゆく。

 スポーツ産業についておいては、都市スポーツセンター、重点体育場·パビリオン、産業集中エリアなどを統合した主要メディア空間を構築する。そして、eスポーツ、ヨット、自転車、モータースポーツなどの国際的な消費をリードして、産業の活発化を促進するイベントを開催する。

 最後に観光産業については、レベルの高い滴水湖国際リゾートを建設し、臨港新区を観光目的の都市として創造する。オンライン観光の機能を育成しながら、浜辺ツアー、遊園地ツアー、科学普及ツアー、夜間ツアー、近郊ツアー、健康ツアーなど都市観光プロダクト体系を構築する。今年は臨港新区で、5本の工業観光ツアー線路が開設される予定だ。

(編集:曹 俊)